働き方改革
どうも世界の大将です。
今回は2018年の通常国会で成立した働き方改革関連法の中で、4月1日から施行されるものを調べてみました。
- 残業時間の上限規制※
大企業を対象にして残業時間に実質的な上限を設け、違反した場合は罰則を適用するそうです。
時間外労働は月100時間未満、2〜6カ月の平均80時間、年720時間が上限になります。
※中小企業では2020年4月から適用になります。
- 有給休暇の取得義務化
有給休暇が年10日以上ある労働者に5日の取得を企業に義務化。
- 勤務間インターバル制度
終業と始業の間に一定の休息を時間を確保する。
自由な時間で働けるが、残業代や深夜、休日手当は支払われない。
年収1075万以上、アナリストなど5業務が対象。適用するには本人の同意などが必要になります。
ここまで読んでみるとかなり働きやすい環境になるなと感じる方もいると思いますが、現実問題今回の働き方改革にどれだけの企業が対応できるのか疑問です。
残業時間を規制して減らせばその分1人がやれる業務量は減ってしまうし、労働者に有給休暇を取得させればその分周りの人に影響がでてしまうし、少し矛盾してるようにも思えます。
いまこの不景気に人手に余裕のある企業は本当に少ないと思います。
とくに中小企業とかではギリギリの人数で毎日業務をこなしていると思います。
1人休むだけで業務に多大な影響を与えてしまうので、年5日の有給休暇の取得はかなり難しいのではないのかなと感じてしまいます。
会社の景気が良くない→余分に人を雇えない→1人分の業務が増加→残業時間も増加→…
いまどこの会社もこんな状態だと思います。
なのでまずは会社の景気が良くなれば1番良いのですが、そう簡単にいく問題だとは思えません。
大企業は4月1日から施行されます。
時間もないので応急的処置として国が企業になにかしらの支援をしたり、税金の減額とか、方法はいくらでもあると思います。
中小企業は2020年の4月1日からになります。
中小企業の方はもっと大変だと思います。
今後は国の対応だったり、先に施行される大企業がどんな感じでやれるのか様子を見てみたいと思います。
今回の働き方改革がうまくいけば、本当に働きやすい職場になると思います。
とても期待しています!
ではまた!!!
来年は有給休暇とれるのかな〜…